1990年代の中国 江沢民国家主席とアフター天安門事件

江沢民国家主席

江沢民国家主席

 80年代後半、中国の

鄧小平最高権力者の死

 97年に志望

反腐敗運動

 では、習近平国家主席はここまで権力集中を強めていったのであろうか。その答えが反腐敗運動である。

 2000年代、経済は成長した。一方で、格差も拡大した。そのため、政治汚職が問題になっていた。習近平氏が国家主席になると、汚職に関与した高級官僚を失脚させた。その中には前政権の中心的人物も多く含まれていた。

 習近平国家主席は、「反腐敗運動」によって、国民の指示を集めるとともに、政敵を排除した。これにより、習近平氏の一極集中が進んだ。

 ここからは、個人的に見解になるが、2020年代の日本に類似傾向が見られる。安倍政権は、アベノミクスで景気を回復する一方で格差も拡大させた、安倍政権の末期には、森友加けさん

経済 外資の流入

トランプ大統領との貿易戦争

外交 米中冷戦

香港返還

天皇訪中と東南アジア諸国との国交正常化

 習近平国家主席は、それまで続いていた改革開放路線を交代させた。

 香港には、「一国二制度」

愛国教育と軍拡