1960年代のフランス ド=ゴール大統領と第五共和政

前回の復習 1970年代のフランス

 1970年代のフランスは、日本と同じように安定成長期に入っていた。政治では、80年代にミッテラン社会党政権が成立する。外交では、アメリカとの関係を修復。世界初のサミットが開かれる。

1960年代の国際情勢

 62年、キューバ危機をきっかけに、核軍縮に向かい始めた。65年、ベトナム戦争が激化。中ソ対立が始まる。

ド=ゴール大統領

5月危機で退陣

 68年

第五共和国憲法

ド=ゴール大統領誕生

 94年、EUはさらに拡大した。中欧のオーストリアと北欧のノルウェー、スウェーデン、フィンランドが加盟した。これらの国は、ソ連に配慮して中立を保っていた国である。これらの国はNATOには現在も加盟していない。22年、ウクライナ戦争が勃発すると、フィンランドとスウェーデンはNATOへの加盟を申請した。

ユーロトンネル開通

 94年、

EUの成立

ドイツ統一

ド=ゴール外交

概要 アメリカと距離を置く

 ド=ゴール大統領の外交は、ヨーロッパ大陸の市場の独占にあった。そのため、西ドイツとの関係を強化する。一方で、アメリカやイギリスを市場から締め出す政策を取った。

 その背景には、ド=ゴールを支持者にある。ド=ゴール大統領の主な支持者は、フランスやベルギーの財界人であった。

核保有国へ

 95年、シラク大統領が誕生。シラク大統領は、保守政党RPAの政治家である。就任直後の核実験を実施した。

NATO軍事機構から離脱

イギリスのEEC加盟拒否

西ドイツ=フランス友好条約

ECの成立

中華人民共和国の承認

高度成長期

アフリカの年

アルジェリアの独立

 91年、クロアチアとスロベニアがユーロから離脱。セルビアが反発した。その後、ボスニア内戦。95年11月、クロアチアとスロベニアが独立した。97年、コソボで独立運動。コソボは、イスラム教アルバニア系住民が多い。99年、NATO軍がセルビアを空爆。セルビアの指導者ミロシェコヴィッチが

アフリカの年

 イラクを支援。フランス、中国とソ連で支援の90%を

始まりは第2次中東戦争の敗北

経済)高度成長