日本の政治史

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岸田候補と岸田派

20年代 21年総裁選 党改革と二階幹事長 21年総裁選。当初は、岸田氏vs菅首相の戦いになるはずであった。岸田首相は先制パンチを打った。これが党改革である。党三役に任期を設け、二階幹事長を退かせようとした。これにより、若手の任期を得た。 ...
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高市候補と安倍元首相

20年代 21年総裁選 20年、安倍首相が体調不良を理由に退陣。翌21年の総裁選。安倍元首相は岸田候補を麻生副総理と一緒に推していた。しかし、岸田候補が森友学園問題の再調査に言及。安倍元首相は、急遽高市候補を擁立した。 安倍首相は何故退陣す...
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野田候補と二階派

今回から、4回にわたり、各候補の歴史を見ていきます。初回は野田候補を見ていきます。野田候補と 20年代 初出馬  野田氏は、無派閥の議員である。そのため、何度も総裁選を出馬しようとしたが、20人の推薦人が集まらず断念した。  しかし、今回は...
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50年代の自民党 自民党の結党

党人派と官僚派  50年代から60年代、党人派と官僚派が勢力争いをしていた。  官僚派とは、高級官僚出身の政治家である。代表格は吉田首相である。戦後、党人派の大部分はGHQによって公職を追放。選挙に出馬することができなかった。そのため、保守...
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1980年代前半の自民党 中曽根長期政権

バブル経済と中曽根政権 青年将校、中曽根首相  中曽根首相は、1918年の第一次世界大戦中に生まれた。東京帝国大学(現在の東京大学)を卒業。戦前は、内務省で働き、海軍へ出向した。  47年の衆議院選挙で初当選。この選挙は、大日本帝国憲法下の...
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1980年代後半の自民党 竹下首相とリクルート事件

金権政治と政治不信  80年代、日本はバブル景気の中にあった。自民党も中曽根首相の長期政権が続いていた。  しかし、80年代後半に入ると、自民党に逆風が吹き始めた。それがリクルート事件である。これにより、自民党は逆風が吹き始め、参議院で過半...