(前史)19世紀後半のヨーロッパ
科学技術
ミクロへ
19世紀末、放射線を発見。
20世紀初頭、アインシュタインが相対性理論を発表。時間と空間の認識が大きく変化した。これは、18世紀初頭のニュートンの万有引力の発見に匹敵するものである。
アインシュタインの相対性理論は、量子力学(ミクロ世界の物理学)の研究に応用。38年には核爆発による膨大なエネルギーが放出されることが発見された。これが原子力である。45年には、アメリカが核兵器(原爆)の開発に成功した。
総力戦の時代に入ると、莫大な国家予算をかけた科学技術の研究が進んだ。これが核兵器開発競争につながった。
一方で、繊維技術も大きく変化した。綿や絹に代わり石油由来の化学繊維が登場した。
飛行機とロケット
20世紀初頭、ライト兄弟が飛行機を発明。大戦期には軍用機に転用された。
第二次世界大戦期には長距離飛行が可能に、戦後、民間のジャンボ機に転用された。
冷戦期には、莫大な開発予算を背景に、核兵器の開発とともに長距離ミサイルの開発の研究も進んだ。これは、宇宙分野に広がった。57年、ソ連は人工衛星(スプートニク1号)の打ち上げに成功。58年、アメリカはNASA(アメリカ航空宇宙局)を発足。アポロ計画が始まった。69年、アポロ11月が月面着陸に成功した。
この宇宙技術は、軍用だけでなく、気象衛星や通信衛星につながった。
ITとバイオ
IT革命(情報技術革命)
第二次世界大戦期、暗号技術の観点からコンピューターの開発が始まった。95年のWindows95の登場で一般家庭でもコンピューターは普及した。
通信技術は、冷戦期に軍用で使われていたインターネットを民間に開放。これを行ったのが90年代の民主党クリントン政権である。携帯電話の普及とも重なり、IT革命が急速に進んだ。
バイオ革命(医学・生物学)
日英同盟と日露戦争
ポーツマス条約
第一次世界大戦へ
ハーブ教徒
環境保護と生活スタイルの変化
生活水準の向上
環境保護
ダイバシティ(多様性を認める社会)
フェミニズム