高校世界史は このように学ぶ

 このページでは教科書に準拠した形で世界史事項を書いていきます。授業の予習や定期テスト対策に役立てれば幸いです。

 世界史は、基本的にマトリックス構造になっております。縦軸に年代、横軸に国や地域となっています。高校の世界史の授業は、このマトリックスをジグザグに学んでいきます。そのため、多くの人が世界史の迷路に迷い込んでいきます。

 そのために作ったのが、10年単位100年単位で学ぶ世界史です。このサイトでは、マトリックス構造を加味したうえで、国と時代で升目を作って各事項をまとめていく手法にしております。

 さて、高校の世界史では、時代を4区分に分けております。(ここでは、山川の詳説世界史Bをベースにしています。ほかの教科書では別の組み合わせになっているかもしれません。ご容赦ください。)。古代、中世、近代と現代である。なお、ここでいう時代区分の考えには、私の個人的主観が入っています。

もくじ

古代

 6世紀以前の歴史である。日本では、聖徳太子が登場する前の時代である。

 四大文明の時代から東西のに大帝国(漢王朝とローマ帝国)の興亡までを見ていきます。

中世

 7世紀から15世紀までの時代である。日本では、飛鳥時代から室町時代までの歴史である。

 7世紀には世界史で重要な出来事が起きている。イスラム教の成立である。この時代、宗教が大きな影響力を持っていた。ローマ教皇やイスラム教のカリフが重要視された時代である。また、国王の権威がそれほど大きくなく、騎士の権力が大きな時代でもあった。

近代

 16世紀から1880年代までの時代である。日本では、戦国時代(織田信長、豊臣秀吉)から明治前半までの時代である。1880年代は、明治憲法(大日本帝国憲法)が施行された時代である。16世紀は大航海時代である。その一方で、従来の宗教権威が低下し、宗教改革が起こっていた時代である。1880年代になると、ドイツ帝国やイタリアが統一され、現在の主要国が出そろう時代である。現在の主要国がどのように誕生していくかを見ていくのもこの時代である。一方で、ヨーロッパとアジアの力関係が大きく変わったのもこの時代である。

現代

 1890年代以降の歴史。日本では、明治後半以降の歴史で去る。日清日露戦争以降の時代である。1つは、先進国の歴史である。欧米諸国がどのように国と守り続けたかを見ていきます。2つ目は、アジアアフリカ地域の歴史である。植民地であったアジアアフリカ諸国が独立を果たしていく歴史を見ていきます。