中国史

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1850年代の清王朝 太平天国の乱とアロー戦争

香港近くの広東省で宗教反乱である太平天国の乱がおきる。江南の南京を首都に独自政府を樹立した。太平天国の乱で混乱中の清王朝に対して、イギリス・フランス連合軍がアロー戦争(第二次アヘン戦争)を仕掛ける。清王朝は敗北し、ロシア帝国を仲介して北京条...
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7世紀の唐王朝 国際色豊かな長安

7世紀、日本は飛鳥時代に当たる。このころ、中国は、隋王朝が滅亡し、唐王朝が成立した。唐王朝は、科挙を行う一方で、門閥貴族を優遇した。都の長安は、ペルシア人や日本人も闊歩し、国際都市になっていた。唐王朝期の文化も国際文化豊かな文化となった。
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1880年代の清王朝 フランスにベトナムを奪われる

1880年代の清王朝は、3つの対外戦争の危機に瀕していた。1つ目は、ロシア帝国と中央アジアをめぐり対立していた。2つ目はフランスと東南アジアのベトナムの宗主権をめぐる対立。3つ目は、日本と朝鮮半島の宗主権をめぐる対立であった。ロシアとは、イ...
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14世紀の中国(明王朝) 漢民族の王朝の復活

14世紀、日本では鎌倉幕府が滅亡し、南北朝の動乱期に入った。世界各地で自然災害や疫病が多発した。その代表例が  中国は、モンゴル民族の元王朝が支配していた。しかし、中国南部で漢民族が反乱。漢民族の明王朝が成立した。
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1930年代の中華民国 満州国と日中戦争

1930年の中国は、中華民国は蒋介石の国民党が権力を握っていた。31年、中国南部で毛沢東が共産党政府を成立させた。中国東北部では、31年満州事変が勃発。翌32年には日本軍の支援の下、満州国が独立。当初、国民党政府は共産党政府の攻撃を重視した...
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16世紀後半の中国 明王朝、豊臣秀吉に攻められる

北虜南倭  16世紀後半、明王朝は、風前の灯火であった。北からは騎馬民族が侵攻。南では後期倭寇による闇貿易が横行した。この時代に入ると、ポルトガルやスペインも参加するようになった。明王朝は、ポルトガルにマカオの居住権を与えた。 貿易の自由化...