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アメリカ史

2010年代のアメリカ オバマ大統領とトランプ大統領

今日から、アメリカ史編を始めます。今回は、共和党トランプ大統領と民主党オバマ大統領を比較しながら、共和党と民主党の違いを見ていきます。

共和党 トランプ大統領

アメリカン=ファースト

メキシコの壁(移民問題と経済政策)

 2016年大統領選挙で、トランプ大統領が勝利した。その要因は、メキシコからの移民問題であった。アメリカ南部では、メキシコからの不法移民が大量に

基地費用負担問題(軍事・外交)

 トランプ氏の外交政策は、孤立主義に近い。世界の警察という役割を捨て、アメリカの国益になるか否かで判断する。過去の大統領でいえば70年代のニクソン大統領に近い。

 それが端的に表れたのが、シリア内戦である。トランプ大統領はシリアから撤兵した。また、トランプ大統領は日本や韓国などに在外米軍基地の費用負担率の引き上げを求めた。

パリ協定からの離脱(環境問題)

 パリ協定とは、15年に成立した温室効果ガス排出量に関する協定である。この締結にかかわったのは民主党のオバマ大統領である。民主党の支持基盤はIT企業である。そのため、環境問題に関心が高い政治家が多い。

 しかし、共和党の支持基盤は、工場労働者である。石油関連に携わる人も少なくない。そのため、パリ協定に悲観的である。

米中貿易戦争

 トランプの支持基盤は、メーカーなど国際競争力の低い企業の労働者が中心である。そのため、経済政策では国内産業を守る保護貿易政策をとっている。

 オバマ大統領が進めていたTPP(環太平洋貿易協定)から離脱した。

 トランプ大統領は、中国産の工業製品に関税をかけた。これにより、米中は互いの製品に関税をかけあった。これが米中貿易戦争である。

共和党とは

 トランプ大統領の支持基盤は、アメリカの保守層である。彼らは、アメリカの経済成長を支えた人々である。そのため、メーカー勤務の人が多い。しかし、近年の産業構造の変化で産業の中心がITや金融に代わった。そのため、昔は富裕層であったが、貧しくなりつつある。

民主党 オバマ大統領

初の黒人大統領 と 民主党の特徴

 09年、黒人初の大統領が誕生した。民主党は、共和党と違って黒人などの少数派(マイノリティ)を支持基盤としていた。伝統的な企業は、多数派の白人が働くことが多かった。そのため、金融業などで働く人が多かった。また、新興産業であるITやハイテク産業も民主党の支持する人が多い。

オバマケアとリーマンショック

オバマ大統領が就任した09年は、リーマンショックで景気は最悪な状態であった。そのため、オバマ大統領は大規模な量的緩和を行った。

 日本は、法律で健康保険への加入が義務付けられている。しかし、アメリカでは健康保険の加入が義務付けられていない。リーマンショックの際には、医療が受けられない人が多くなっていた。そのため、オバマ大統領は、国民皆保険制度を導入しようとした。 

トランプ大統領は、オバマケアの廃止を明言していた。

作成者: sekaishiotaku

初めまして、sekaishiotakuです。世界史好きの一般会社員です。よろしくお願いいたします。

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