概要
1980年代後半は、大転換の時期である。特に1989年は、各国に大きな変化をもたらした。
日本では、「昭和」が終わり、「平成」になった。中国では、天安門事件が発生。この事件で鄧小平氏が政界を引退した。ヨーロッパでは、東欧革命が起こり、冷戦が終結した。
前の時代 1990年代 ソ連の崩壊とIT革命
冷戦が終結すると、ソ連が崩壊。ユーゴスラビア(東欧)やチェチェン(カフカス地方)で紛争が勃発する。
ヨーロッパでは、EUが成立。ソ連に配慮したオーストリア、スウェーデン、フィンランドがEUに加盟した。
後の時代 1980年代前半 新冷戦と民営化
70年代、冷戦の問題点が表面化してきた。それにアンサーを出していくのが80年代になる。
経済では、国家予算が膨張し、政府は赤字に苦しんだ。このときに出た考え方が新自由主義である。企業を民営化し、民間の力で経済を成長させようという考え方である。イギリスのサッチャー首相が最小に導入。日本でも、JR(国鉄)、JT(日本タバコ産業)、NTT(日本電信電話公社)が民営化された。
軍事・外交では、ソ連のアフガニスタン侵攻をきっかけに新冷戦が勃発。また、中東では、イラン・イラク戦争が始まる。
各国史
年別後半
1990年 東西ドイツ統一。
8月、イラクのフセイン大統領がクウェートへ侵攻。10月、東西ドイツ統一。
1989年 ベルリンの壁崩壊。
1月、日本は、「平成時代」に入る。東欧ハンガリーが民主化。2月、ソ連軍がアフガニスタンから撤退が完了。6月、中国で天安門事件。11月、ドイツでベルリンの壁崩壊。12月、マルタ会談で冷戦が終結。
1988年 新ベオグラード宣言
3月、ソ連のゴルバチョフ書記長が制限主権論を否定(ベオグラード宣言)。これにより、東欧革命が始まる。ソウルオリンピック開催。9月、ミャンマーで軍事クーデター。11月のアメリカ大統領選挙で共和党ブッシュ(父)大統領が勝利。
1987年
10月、ニューヨーク株が大暴落。(ブラックマンデー)。11月、北朝鮮による大韓航空機爆破テロ。12月、米ソ、INF全廃条約。
1986年
2月、ソ連のゴルバチョフ書記長がペレストロイカを発表。4月、ソ連(ウクライナ)のチェルノブイリ原発事故が発生。10月、米ソ首脳会談
スペイン、ポルトガルがECに加盟。