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アメリカ史

1930年代のアメリカ 世界恐慌とF=ローズヴェルト大統領

世界恐慌は、1929年、ニューヨーク(株価大暴落)から始まった。1930年代シリーズ最終回は、アメリカ史を見ながら、世界恐慌を見ていきます。

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アメリカ史

1930年代のアメリカ そもそも世界恐慌とは

世界恐慌は、1929年、ニューヨーク(株価大暴落)から始まった。1930年代シリーズ最終回は、アメリカ史を見ながら、世界恐慌を見ていきます。

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イギリス史

1930年代のイギリス 世界恐慌とブロック経済

1930年代、世界各国は世界恐慌の対応に追われていた。このような中、台頭したのがナチスドイツである。このことが第2次世界大戦につながる。

 このころ、イギリスは広大な植民地を持っていた。そのためこの広大な植民地を生かした保護貿易を行った。これがブロック経済である。これにより追い出されたのが日本とドイツである。この2つの国がイギリスに対して牙をむくことになる。

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フランス史

1930年代のフランス(第三共和政)イギリス、ソ連、ドイツの3つ巴状態のヨーロッパ

 29年の世界大恐慌は32年にはフランスに波及した。フランスは保護貿易政策で乗り切った。当時のフランスは、左派が政権が握っていた。一方で、隣国ドイツではヒトラーが台頭。イギリスは、ソ連などの社会主義勢力の台頭を警戒してナチスドイツに友好的な態度をとった。イギリス、ドイツ、ソ連のパワーバランスの中で第2次世界大戦が始まった。

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ロシア史

1930年代のソ連(ロシア) スターリン書記長と世界恐慌の影響を受けないソ連

 1930年代、世界恐慌の真っただ中にあった。しかし、社会主義国になったソ連世界恐慌の影響を受けなかった。

 ソ連(ソヴィエト連邦)は、1910年代(第一次世界大戦期)にロシア革命で誕生した社会主義国である。1991年、冷戦の終結とともに崩壊した。社会主義国とは、会社のような私有企業を排除し、すべて国有企業にし、給料は国家が決める経済構造の国である。

 世界恐慌による失業率の増大、普通選挙(納税額によらない議会選挙)による労働者の増大は、各国共産党を躍進させた。これは時の政権にとって厄介な存在となった。
 これに対し、ソ連は、これら各国共産党との連携を深めた。

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トルコ・ギリシャ史

1930年代のトルコ・ギリシャ 西洋化政策を進めるケマル大統領

1930年代は戦間期に当たる。戦間期は、世界恐慌を境に栄光の20年代と戦争へ向かう30年代に分けられる。今回は戦間期後半の30年代のギリシャとトルコを見ていく。

 第一次世界大戦で、バルカン半島と中東はガラッと状況が変わった。オスマン帝国の崩壊で多くの国が誕生した。トルコではトルコ共和国が成立。西洋化政策を進めている。一方、ギリシャでは王政が復興した。

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インド史

1930年代のインド ガンディの塩の行進と35年インド統治法

1930年代、世界大恐慌の真っただ中にあった。そのような中、ナチスドイツなどのファシズムソ連を中心とした共産主義勢力が台頭してきた。イギリスなどの旧勢力を交えて3すくみの状況で第二次世界大戦へ突入した。

 そのころ、インドはイギリスの植民地化にあった。ガンディら国民会議派を中心に自治権拡大を求めていた。

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中国史

1930年代の中華民国 満州国と日中戦争

 1930年の中国は、中華民国蒋介石の国民党が権力を握っていた。31年、中国南部で毛沢東共産党政府を成立させた。中国東北部では、31年満州事変が勃発。翌32年には日本軍の支援の下、満州国が独立。当初、国民党政府は共産党政府の攻撃を重視した。しかし、36年西安事件をきっかけに国民党と共産党が和解。共同した日本と戦うようになる。