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アメリカ史

1810年代のアメリカ ナポレオン戦争と米英戦争

米英戦争

米英戦争の原因

 当時、ヨーロッパはナポレオン戦争の真っただ中にあった。これに対し、アメリカは中立の立場をとった。しかし、イギリスがフランスとの貿易を妨害ししたため米英戦争が勃発した。

勃発

 イギリスは、カナダに駐屯していたイギリス軍をアメリカへ向わせた。瞬く間に首都ワシントンは征服された。

 14年、ナポレオンが降伏すると、アメリカも講和に応じた。しかし、通信設備が整っていない時代なので、講和の成立が届くまでに時間がかかった。ルイジアナのジャクソン将軍はニューオリンズのイギリス軍に大勝した。そのため、西部の人々はアメリカが勝利したと勘違いした。

 15年、ワーテルローの戦いに破れたナポレオンがアメリカに亡命しようとした。しかし、アメリカに辿り着く前にイギリスに捕まり、南大西洋のセントヘレナ島に流された。

米英戦争の影響

 米英戦争によって、イギリス産工業製品の供給が止まった。こにより、アメリカの産業革命は急速に進んだ。また、米英戦争によって連邦制の重要性が証明された。また、イギリスを支援したネイティブアメリカン(インディアン)の掃討作戦もここから始まった。

フロリダ買収

 18年、ウィーン体制で復活したブルボン朝スペインからフロリダを買収した。

作成者: sekaishiotaku

初めまして、sekaishiotakuです。世界史好きの一般会社員です。よろしくお願いいたします。

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