7世紀 イスラム教の成立

 7世紀、日本は飛鳥時代である。聖徳太子の活躍や大化の改新が行われたのがこのころである。この時期、世界三大宗教の一つイスラム教が成立した。イスラム教の成立によって世界は大きく転換していく。

国別地域別

8世紀 アッバース革命

 日本では、奈良時代に当たる。唐王朝と同じ律令政治が行われるようになる。一方で、天皇家、藤原一族、仏教勢力の3つ巴の勢力争いが展開されていた。

 唐王朝は、イスラム勢力の侵攻や安史の乱で衰退期に入る。インドはランジプートの小国乱立期を迎えていた。

 中東では、アッバース革命でアッバース朝が成立した。アッバース朝は、西(ヨーロッパ)への侵攻から東(唐王朝)への攻撃に切り替えた。

 西ヨーロッパでは、聖像禁止令やイスラムの侵攻でローマ教会は新たなパートナーをもとめた。そこで白羽の矢が立ったのが北フランスのフランク王国(カロリング朝)である。8世紀末のカールの戴冠につながる。

6世紀

日本では、仏教が伝来。仏教政策によって蘇我氏と物部氏の対立が起こる。この勢力争いは蘇我氏が勝利。蘇我氏のしえんをうけた聖徳太子が摂政になる。

 東アジアでは、隋王朝が中国大陸を統一。魏晋南北朝の戦乱期が終わった。インドでは古代四王朝の3番目グプタ朝が滅亡した。中央アジアでは、ビザンツ帝国と同盟を結んだササン朝ペルシアがトルコ系の突厥と結びエフタルを滅亡させた。

 一方、ササン朝ペルシャと同盟を結んだビザンツ帝国はユスティアヌス帝の全盛期を迎えた。地中海を再統一。ローマ法大全など文化面でも後世にも名を残した。

年代別 後半

690年代 北アフリカへ

藤原京へ遷都

ウマイヤ朝(イスラム勢力)、北アフリカを占領。

680年代 僧侶義浄の帰国

持統天皇が即位。

唐王朝の僧侶である義浄がインドから帰国。

670年代
コンスタンチノーブル包囲

壬申の乱で、天武天皇が誕生。

新羅が朝鮮半島を統一。朝鮮半島版三国時代の戦乱期が終わる。唐王朝の僧侶である義浄がインドへ出発。

ウマイヤ朝(イスラム勢力)、コンスタンチノーブル包囲。

660年代 ウマイヤ朝成立

 唐・新羅連合軍が百済を征服。天智天皇は百済の王子を建てて朝鮮へ出兵。唐・新羅連合軍はこれを撃退。(白村江の戦)

 アリーの暗殺で正統カリフ時代が終わる。ウマイヤ朝が成立。

650年代 ササン朝ペルシャ滅亡

 イスラム勢力(正統カリフ)がササン朝ペルシャを滅亡。イスラム勢力(正統カリフ)が唐王朝へ使節を送る。

年代別 前半

640年代 イスラム勢力、エジプトへ

 乙巳の変で蘇我氏が滅亡。大化改新が始まる。

 唐王朝の僧侶である玄奘がインドから帰国。インドではヴァルダナ朝が滅亡。ランジプートの戦乱期に入る。

 イスラム勢力(正統カリフ)がビザンツ帝国からエジプトを奪う。

630年代 正統カリフ時代へ

朝鮮半島の百済国の王子が来日。

ムハンマドが亡くなり、正統カリフ時代に入る。

620年代 ヒジュラ

聖徳太子が亡くなる。

唐王朝で均田制が成立。2代皇帝太宗(李世民)が即位し、安定期に入る。唐王朝の僧侶である玄奘がインドへ出発。吐蕃(チベット)が成立。

ヒジュラ(ムハンマドらメディアへ移住)。アジア系騎馬民族アヴァール人(のちのハンガリー)がコンスタンチノーブル包囲。

610年代
 唐王朝とイスラム教の成立

 隋王朝が滅亡し、唐王朝が成立。インドのヴァルダナ朝成立。

 イスラム教が成立。ビザンツ帝国とササン朝の戦いが再開。

 西ゴート族(スペイン)はビザンツ帝国を撃退。

600年代 煬帝の悪政

 聖徳太子の時代である。官位十二階や十七条の憲法などがつくられ、遣隋使が派遣された。法隆寺が建立された。

 隋王朝、高句麗(朝鮮半島北部)遠征に失敗。隋王朝、北方騎馬民族突厥に勝利。