A
問1
正解 3
よくあるグラフを使った年号問題である。500万ポンドに達したのは、グラフから1776年とわかる。
①メキシコがスペインの独立→1821年
②ボストン茶会事件→1773年
③トルコマンチャーイ条約→1828年
⓸神聖同盟(ウィーン議定書)→1815年
問2
正解 3 アーフランス イー紙幣を大量に発行する。
グラフ1より、貨幣が100万ドルを下回り続けているのは、1798年から1812年なので、ナポレオン戦争の真っただ中。よって、アは、フランスになる。イはグラフから紙幣の発行量が増えているので、「紙幣が大量に発行する」が選択される。なお、戦争時は、国家予算が多くなるので紙幣の発行量が多くなる傾向にある。
問3
正解 1 インド皇帝
写真で国王の顔は判断できないが、文中に鋳造時に国王の顔が書かれていることと写真の説明で1852年鋳造で描かれているのでヴィクトリア女王(在位1837年ー1901年)である。
① インド皇帝に即位(インド帝国の成立)
→ 1877年 ハノーヴァー朝ヴィクトリア女王
② グレートブリテン王国(スコットランドとイングランドの合併)→1707年 スチュアート朝アン女王
③ 統一法の制定
(宗教改革時のイギリス国教会関連の法律)
→1559年 テューダー朝エリザベス女王
⓸ハノーヴァー朝を開いた →1714年 ジョージ1世
B
アジア(中国)の貨幣の話である。
問4
正解 3
16世紀の中国経済についてのぶんしょう。
① 中国産の銀が日本に流入した。→×
16世紀、日本(石見銀山)産の銀が中国に流入した。
② 中国で地丁銀制が導入された。(人頭税の廃止)
→ × 18世紀初頭
③ 中国で各種税や雑徭を銀に一本化して納入させた。
→ 〇 16世紀の一条鞭法
⓸ アヘンの密貿易によって、大量の銀が流出した。
→ × 19世紀前半(19世紀半ばのアヘン戦争の要因)
問5
正解 3 エー青銅、オー秦、カー紙
エ 秦時代なので、春秋戦国時代と同じ青銅貨幣を使用
一方、オリエント(西洋)では金貨が鋳造されていた。
オ 貨幣の統一 → 秦の始皇帝の政策
カ 交紗→ 元王朝が発行した紙幣
問6
正解 4
「トルコ人の父」といえば、ケマル大統領である。そのため、第一次世界大戦後のトルコ革命期のもの以外を選択すれば〇
① トルコ大国民会議を開催
→〇 トルコ革命を主導した組織
② ギリシャ軍を撃退した
→〇 ギリシャ軍を撃退により、セーブル条約を破棄してローザンヌ条約を締結した。
③ カリフ制の廃止
→〇 カリフ制(王政)を廃止し、共和国にした。
⓸ アラビア文字を採用した
→× 西欧化政策により、アラビア文字からローマ字に変更した。現在でトルコはローマ字表記である。
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