11月から12月にかけて共通テスト解いてみたをやっていきます。今回が最終回。第5問をやっていきます。
第5問は、旅行記をベースにした問題になっている。Aは、ヨーロッパ。Bは朝鮮半島をテーマにしている。旅行記がテーマの場合、時代に関係なく出題される。
著作権の問題が怖いので過去問はこちらのリンクから、入ってください。
A
問1
正解 1
地理の知識も必要とする問題です。イタリアと北アフリカの間にあって、レモンとオリーブが名産。よって、地域1はシチリア島とわかる。
① ×→12世紀の大翻訳時代の話。アラビア語(イスラム圏の言葉)をラテン語(イタリア語)に翻訳した。
② 〇→12世紀に成立した両シチリア王国の説明。ノルマン人がこの島(シチリア島)と南イタリア(ナポリ王国)を支配した。
③ 〇→第二次世界大戦の話。連合軍の(シチリア)上陸作戦の成功でムッソリーニ首相は失脚した。
③ 〇→共和政ローマに支配される前の話。地中海沿岸にはギリシャ人やフェニキア人の植民市が多数あった。
問2
正解 1 あーX
地域2は、島国で、1851年に万国博覧会を開催。世界的に有名な博物館(大英博物館)→イギリスのロンドンとわかる。
14世紀から15世紀まで続いた戦争が百年戦争になるので、「ア」はフランス。
あ→ルール占領なので、フランス
い→カルマル同盟なので、スウェーデン
百年戦争の要因の一つにフランドル地方があるので、後半の選択肢は、「X」。なお、ノルマン朝が成立したのは11世紀
問3
正解 2 地域1(シチリア島)→地域3(アテネ)→地域2(イギリス)
地域3は、第1回オリンピックの開催からギリシャとわかる。
地域1のシチリア島は、第1回ポエニ戦争時なので、紀元前2世紀半ば。
地域2のイギリスは、カエサルのガリア遠征を撃退しているので、紀元前1世紀以降。
地域3のギリシャは、ポエニ戦争と並行して行われたマケドニア戦争時なので、紀元前1世紀初頭。
B
問1
正解 4 いー大院君、Y
石碑が建てられた1866年の朝鮮半島は、大院君が攘夷政策を行っていた。
なお、西太后は、19世紀末から20世紀初頭の清王朝の実力者。義和団の乱をつかって列強を追放しようとして失敗。
攘夷政策の説明は、Y(欧米列強に対して徹底抗戦を行う。)である。日本の幕末の攘夷と同じ意味である。
ちなみに、Xは、15世紀の明王朝の海禁政策の説明である。
問2
正解 2
オに入るのは儒学
問3
正解 1 う→え→お
いずれも、1880年代から1890年代に起きた朝鮮の反乱である。
う 82年の壬午軍乱 大院君らの攘夷派のクーデター
え 84年の甲申事変 金玉均ら急進改革派(親日派)のクーデター
お 94年の甲午農民戦争(東学党の乱)
農民反乱で日清戦争のきっかけになる。
コメント
Great content! Keep up the good work!
`Thanks!
We stumbled over here from a different web address and thought I may as well check things out.
I like what I see so i am just following you. Look forward to finding out about your web page repeatedly.