11月から、毎週日曜日に共通テスト解説を行っていこうと思います。
著作権の関係があるかもしれないので、問題分の全文は記載しておりません。下記のサイトで無料で見られるのでこちらを見てください。
A
この文章のテーマは、現在の研究による新事実発見の話である。
テーマは、始皇帝の後継者指名(紀元前3世紀末)である。
司馬遷の史記(紀元前1世紀初頭の武帝の時代)の内容と現在の研究成果の比較が行われている。
問1
正解 3 うー孟子 Z-法家
「ア」にはいる人物は、秦の始皇帝時代(紀元前3世紀末)の秦王朝のアドバイザーである。秦王朝は法家を重視していたので法家の学者を回答する。
法家の学者は、紀元前3世紀の商鞅(しょうおう)、紀元前2世紀前半(秦王朝統一前)の韓非(かんび)、そして紀元前3世紀末(秦王朝時代)の李斯(りし)がいる。
後半は、法家の思想を選択すればOK
これ以外に、あるがままであるべきという道家がある。なお、紀元前1世紀初頭の漢王朝の武帝の時代に採用されたのが儒学である。
問2
正解 3
本文とは関係のない思想統制に関する問題である。
- 秦王朝の始皇帝の焚書坑儒は、医薬・占い・農業関連の書物は対象外にされた→×
始皇帝は、民間の書物を医薬・占い・農業関連の書物をふくめて(→を除いて)焼き払うように命じた。 - エフィソス公会議は、5世紀に行われた公会議でネストリウス派を異端としたもの。禁書目録や異端弾圧が行われたのは、16世紀の宗教改革のころである。→×
- ゲシュタボは、ナチス時代の秘密警察 → 〇
- マッカーシーは、アメリカの政治家 → ×
問3
正解 2
紀元前1世紀(漢王朝の武帝の時代)の商業政策について、回答。漢王朝の武帝の政策が2つ含まれているので文章から商業の政策を選択する必要がある。
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