1930年代の世界 世界大恐慌との戦い

1930年代、人々の生活は困窮し、街には失業者があふれていった。その原因は、1929年の世界大恐慌である。今回は、世界大恐慌に対した各国がどのように戦っていったのかを見ていきます。

各国の状況

1920年代 アメリカの黄金期

 1920年代、第一次世界大戦が終結し、世界にはつかぬ間の平和が訪れた。特にアメリカはこの時に黄金期を迎える。また、二度と同じ過ちを繰り返さないように海軍の軍縮も行われた。しかし、この平和は長くつながらなかった。29年の世界恐慌によって、世界は一変する

1940年代前半 第二次世界大戦

 1939年、先進国は3つのグループに分かれた。イギリスを中心とした資本主義陣営。ドイツ(ヒトラー)を中心としたファシズム勢力。そして、ソ連(スターリン)の共産主義勢力である。

 そして、39年ソ連(スターリン)とドイツ(ヒトラー)が手を結び第二次世界大戦が勃発した。

1930年 ロンドン軍縮会議

米英日でロンドン海軍軍縮会議が行われた。当時、世界恐慌の影響で国家財政はひっ迫していた。そのため、海軍軍縮会議は成立した。

1931年 満州事変

満州事変が勃発。イギリスは、ウェストミンスター憲章が手締結。

1932年 ブロック経済

 日本で、犬養首相が暗殺(五一五事件)。満州国が成立。

 オタワ会議で、イギリスのブロック経済政策が始まる。ドイツでは、ナチス党が第一党へ。アメリカ大統領選挙で民主党Fローズヴェルトが勝利。

 中東では、イギリスの委任統治領であったサウジアラビア、イラクが独立。

1933年 日本、国際連盟離脱

 国際連盟が満州国を認めなかったため、日本は国際連盟を脱退。

 アメリカ、Fローズヴェルト大統領は、ソ連を承認。ニューディール政策を始めた。ドイツでは、ナチス政権が成立。日本に続き、ドイツも国際連盟を脱退。

1934年

 アメリカのソ連承認を受けて、日本・ドイツの代わりにソ連が国際連盟に加盟。

1935年 ドイツ再軍備

 ナチスドイツ、再軍備宣言。イタリアは、アフリカ東部のエチオピアへ侵攻。

 イギリス領インドでは、35年インド統治法が成立。

1936年

日本で軍事クーデター(二・二六事件)。ここから日本の軍事国家が進む。日本は、ナチスドイツと防共協定を締結。

1937年

盧溝橋事件をきっかけに、日中戦争が始まる。日独伊防共協定が成立。

1938年

1939年 第二次世界大戦へ

 ナチスドイツとソ連(スターリン)が独ソ不可侵条約を締結。独ソはポーランド分割を始めた。これに英仏が反発。第二次世界大戦が勃発した。