1890年代 露仏同盟と日清戦争
1890年代、帝国主義の舞台は清王朝へ遷った。その要因は日清戦争である。欧米列強は日清戦争の結果を受けて中国分割を開始した。
一方、ヨーロッパの外交関係も大きく変わった。ドイツ帝国のビスマルクの失脚である。ドイツ帝国は、ロシアとの再保障条約を破棄。これにより露仏同盟が成立した。
1870年代ビスマルク外交とドイツ帝国
1870年代、明治新政府の下、富国強兵政策を進めた。岩倉使節団が欧米へ向ったのもこの頃である。
そのヨーロッパでは、普仏戦争によってドイツ帝国が成立。ビスマルク外交が成立。帝国主義の前提にあるヨーロッパの平和が訪れた。また普仏戦争に敗北したフランスは、パリ=コミューンで混乱した。