現代 独立後のエジプト
19世紀末のエジプトは、イギリスの植民地であった。大戦期に自治権を拡大していった。その後、第1次中東戦争の敗北でエジプト革命が発生。エジプト王国が崩壊し、共和国になり、ナセル大統領が誕生した。エジプトはイスラエルと4度にわたる中東戦争を展開。80年代にオスロ合意。ムバラク大統領の開発独裁が始まる。しかし、アラブの春によってムバラク政権は崩壊した。
現在 開発独裁とアラブの春
オスロ合意後、ムバラク政権が成立。アメリカ資本の流入で、経済は好調。長期独裁政権を築いた。しかし、2000年代末のリーマンショックで、経済は悪化。アラブの春によってムバラク政権は崩壊した。
冷戦期 ナセル大統領と中東戦争
冷戦期、エジプトはイスラエルと4度にわたる中東戦争を展開した。政治面では、エジプト革命でエジプト王国が崩壊。ナセル大統領が誕生した。
大戦期 ワフド党とエジプト王国
大戦期、エジプトはイギリスの植民地であった。この大戦を通じて、自治権を拡大していった。その中心がワフド党であった。
イギリス植民地時代
イギリスの植民地になったエジプトは、インド・南アフリカとともに3C政策に組み込まれた。
近代 オスマン帝国とエジプト
近代に入ると、エジプトはオスマン帝国の支配下に入った。しかし、オスマン帝国が衰退すると、エジプトは独立。ムハンマド＝アリーを国王としたエジプト王国が成立。しかし、その後、エジプト王国はイギリスの植民地となった。
エジプト王国時代
40年にエジプト王国が独立。スエズ運河が完成した。しかし、財政難からイギリスの植民地となった。
オスマン帝国時代
中世 イスラム王朝の時代
7世紀に、イスラム教が成立。エジプトもイスラム圏に組み込まれた。当初は、イスラム教は北アフリカからイランまで広がる大帝国になった。しかし、その後分裂。エジプトも、独自の王朝をたてた。
エジプト王朝の時代
10世紀、シーア派のファーティマ朝が成立。アッバース朝から独立。以後、15世紀にマムルーク朝がオスマン帝国に滅ぼされるまでエジプトのイスラム王朝が続いた。